VirusTIの音色を、Spireにコピーしてみる Part.4 OSC Phase編

DTM

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VirusTIのOSCILLATORのPhase値を、Spireに反映させる

後回しにしていたPhase値の設定を反映させます。

後回しにしていた理由は、VirusTI にある「オシレーターシンク機能」をどうしようかと悩んでいたからです。
オシレーターシンク機能とは、オシレーター2の波形周期をオシレーター1に合わせる機能です。

結論としては、結局どうにもならず。
せめてもの対応として、SpireのOSC1とOSC2の波形の開始位置を合わせるだけにしました。
(そもそもVirusTIはオシレーターごとに波形の開始を設定できない)

全然別物になりますが、こればっかりはどうにもなりませんでした。

OSCILLATORのGoogle スプレッドシート

OSCILLATOR COMMON (入力側)

Spire OSC (出力側)

VirusTIのPhase機能は、1〜127で開始位置を設定するのに対して
Spireは30〜1000で開始位置を設定する形になります。
デフォルトのときは、両方とも0指定にしました。
(Spireの1〜29は使用しないことにしました)

Spireのパラメータ計算式
phase=IF(Oscillator Section Inital Pha > 0, QUOTIENT(('Oscillator Section Inital Pha-1) *970,126)+30, 0)
VirusTIのPhaseの値が0より大きい(1〜127)時は、
Phase値を-1して0〜126の値にしてから、970/126倍にします。
Spireのphase値は30が最小値になるので、最後に+30します。
VirusTIのPhaseの値が0のときは、Spireもそのまま0にします。

次回

SUB OSCの設定を反映させていきます。

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