AudioStockでの販売、音声データの終端を気にしよう
AudioStockでBGMや効果音の販売をしています。
そして、特に効果音の販売審査のときに、審査NGになることがありました。
審査NGの理由は基本教えて頂けないので、自分なりにいろいろチェックしてみました。
それで1つの原因は、音声データの終端がブツ切れになっているかもしれないことに気づきました。
iZotope RXでは音の余韻が見えた・・・
音声編集ソフトは、普段Sound Forge Proを使っています。
ただ、Sound Forge Proだと音声データの終端を判別できない場合があります。
実際に画面を見てみましょう。まずはSound Forge Proです。
特に終端(0.6秒以降)の方に何か音が残っているようには見えません。
![](https://nakadai-sound.com/wp-content/uploads/2021/08/SoundForge.png)
これをiZotope RX8で見てみると下記のようになります。
![](https://nakadai-sound.com/wp-content/uploads/2021/08/RX8_Text.png)
終端のあたり、水色の波形データとしては何もないですが、
スペクトラル表示としては何か音の成分があるように見えます。
AudioStockの審査NG理由は分からないので推測になりますが、
この謎の成分があるあたりで終端にしていると審査NGになるのでは?と考えています。
対策
最近は、音のエクスポートは長さに余裕をもって行い、
iZotope RX8で確認し、先頭と終端にスペクトラル表示がないように無音区間の編集しています。
このようにしてから、AudioStockでの効果音審査でNGになることは、私は減りました。
ちなみに、あまり余韻の時間が長すぎるとそれはそれで審査NGになりますので、ご注意ください。
(審査NG理由が明記されていたので、これは間違いありません)
![](https://nakadai-sound.com/wp-content/uploads/2021/08/RX8_Taisaku_text-1024x583.png)
AudioStockの審査NG理由はいろいろあると思いますので、一概には言えませんが、
特に効果音の審査でNGになる場合は、気にしてみても良いかもしれません。
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